心理探究の時代
こんばんは。
今夜は、きくりんの学生時代。心理学を勉強していたころの足跡をたどりたいと思います。
幼いときから、どうして生まれてきたのか不思議で、地球にきた理由を知りたくてしかたのなかったきくりん。
大学、大学院に進学して、心理学を専攻。大学では、成熟した人格について研究し、大学院での修論テーマは、感情と認知の関係にしました。
ひらたくいえば、心と頭の関係がテーマで、被験者に対しての認知的な実験を繰り返しました。二年半。
どんな答えが見つかるのか?
探求の過程、苦しみながらも、期待に後押しされて研究に没頭しました。数学ができないのに、統計を駆使して多変量解析もおこないました。
そうして、、、 最後に掴んだひとつの答えは、人間はタイプ分類できないし、数字では割り切れず、その心理は人の数だけ存在しそうだということ。
心理学研究だけ、実験だけ、理論だけでは人間の探求を究めることはできないのだと感じたのでした。
それは、阪神大震災から1年後の思いでもありました。